「球」の技術、「球」の世界へ
目次
chapter1 腰痛からの回復
1.回復のために筆者が採り入れたこと
2.「骨盤底筋運動」として錬成した部位
chapter2 想いもよらない収穫 「球」の認識
1.「球の力」とは?
2.実験!「球」の力と動き
3.「球の力」、その武技的使用
4.いまひとつ解らない、「球の力」とは?
5.では一体、「球の力」とは何なのか?
6.「球の力」についての、ひとつのアプローチ
chapter3 付録 大きく構えて。
「球の世界」を「天球の世界」に展開してみたら
はじめに:文中、「宗教」を感じさせる言葉がある場合もございますが、こちらのページは
「運動」と「健康」を追及するための一助となるべく作成しており、「宗教」とは性格を
異にしております。あらかじめご了承願います。
chapter1 腰痛からの回復
ここ暫くは、杖に頼る生活を送っておりました。
縷々、申し上げて参りました通り、腰部を傷めたためです。
何せ、あまりの痛みに継続して50メートルも歩く事が出来ず、上方を見ようと腰を反らすと激痛が走るという有様でした。
現在は、杖に頼る事なく、日課である毎朝の散歩は腰を傷める以前の通り普通に行えておりますし、休日に2時間近く散歩しても平気で、また上方を向くために腰を反らしても平気です。
1.回復のために筆者が採り入れたこと
これから述べますメソッドにつきましては、筆者の身体には適していたメソッド、という事です。
腰の病に苦しまれておられる方は、まずはお医者様に適切な診察を仰いでいただき、その指示に
従われる様にして下さい。
【1.痛みの快癒期】…整体師の方より、「痛みのあるうちは無理せず、無理に「正しい姿勢」を
したり、運動をする事は控えるようにしましょう。」との助言を頂きました。
その為、目標は「痛みの快癒」と定めていた時期です。
A.整体マッサージ、鍼…整体マッサージにつきましては、この時期は週に三回のペースで
通院しておりました。
B.対症状に適したストレッチ
C.自転車での移動(軽度のサイクリング) ・・・脚注1
↓
【2.運動可能期】
A,整体マッサージ
B.ストレッチ全般
C.骨盤底筋運動
D.ウォーキング
↓
【3.通常生活期】
A,整体マッサージ …施術して頂くペースは2から3週間に1度→2ケ月に一度と間隔が開いて
きました。
B.ストレッチ全般 …行うべきタイミングと行う内容が肝要のようです。
C.骨盤底筋運動
D.ウォーキング
これらのメソッドにつきましては、一つ一つが素晴らしい効果を上げてくれて、相生しながら
快癒に導いてくれたものだと認識しております。
特に、筆者にとって効果があったものと感じますのは、「C.骨盤底筋運動」です。 ・・・脚注2
2.「骨盤底筋運動」として錬成した部位
「骨盤底筋運動」として錬成した部位は以下の通りです。
A.骨盤底筋
B.大腰筋
大腰筋につきましては、整体師の方が一度、マッサージして下さり、その存在への認識が
深まりました。
ここで申し上げております「骨盤底筋運動」につきましては、筆者が学生の頃に、既に別の形で、吉丸慶雪師範にご教授頂いていた
ものですが、不肖の弟子でありました筆者は、当時は深く錬成しておりませんでした。どうしても、若気の至りで、「見える筋肉」の錬成
に重きを置いていたものです。
今回、この鍛錬に真摯に取り組んだところ、思わず、大きく得るものがありました。
それが次章で述べます、「球の認識」です。